軽自動車の増加

軽自動車の占有率は40パーセントに迫るほどになりました。車に対する考え方に変化が生じています。

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軽自動車の増加

いつかは大きな車に乗りたい、高級車を買いたいというのはもう過去の話で、ユーザーの大型車離れはもう10年近く続いています。
今のブームはご存知のように小型車いわゆるコンパクトカーですが、2013年は特に軽自動車の販売が伸びたようです。
日本の自動車の中の軽自動車の占める比率はこのところずっと30パーセント台を維持していますが、日本自動車販売協会連合会の数値によると昨年は軽自動車が39.4パーセントとほぼ40パーセントになりそうな勢いを見せました。
このところの動向ははっきりとした二極化が見られています。
昔はファミリーカーとして一般的だったサニーやカローラといった、いわゆる家族4人を対象にしたクラスの車は、輸入車やハイブリット、新世代エンジンや独自のブランド性など、何か特別なものがないと売れなくなりました。
結果として家族のための普通乗用車は販売数が激減し、モデルの廃止にまで至っています。
ではファミリーカーを購入していた人たちは今何を選んでいるのかというと、ヴィッツやフィット、マーチなどの小型車へ移行していたのですが、近年ではさらに経済的にも負担が少なく、なおかつ小型車にも劣らない装備や性能を持つようになった軽自動車へシフトしているというのが、シェア40パーセントに達するという要因になっているようです。
軽自動車にこれだけの注目が集まると各自動車メーカーも軽自動車の生産に力を入れざるを得ない状況です。
軽自動車生産の経験が長いダイハツやスズキ、ホンダなどはその波に乗りましたが、長年軽自動車に関心を持っていなかった日産も最近はスズキからOEM供給を受けて自社ブランドで軽自動車の販売を始めました。
トヨタもダイハツをすでに傘下に収めていますが2011年からついに自社ブランドでのOEMモデルの販売をスタートさせています。
販売力に実績のあるトヨタが軽自動車にまで本腰を入れるとすれば軽自動車占有率は50パーセントを超えもありえるかもしれません。
車種は多様化する傾向にありましたが、実際には軽自動車と小型車という枠組みにすると意外に多様化しないのかもしれません。

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